第4章 悪い夢

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「どうして……?」 嘘みたいだ――。 僕以外のみんなが 可偉人の近況を知っていた。 律がにんまりと笑って 呆然と立ち尽くす僕を見てる。 その顔にはこう書いてある。 『情報操作なんてお手の物――』だと。 間違いない。 僕に伝わる可偉人の情報だけ 完全にブロックされていたんだ。
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