第4章 悪い夢

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「おい、どこへ行く?」 背中を向けた僕を 律が冷たい声音で引き留める。 「気分が悪いので先に失礼します」 振り向けば 『もっと楽しませろよ』と――。 意地の悪い唇が 僕だけに告げる。
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