第4章 悪い夢
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でも幸い 枕を濡らしたのは涙だけだった。 きっかり1時間泣き続け 気づけば僕は眠っていた。 子供の頃からいつだって 悲しい時はこのパターン。 ベッドで1時間きっかり。 めそめそして 泣き寝入り――。
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