第5章 背中合わせの緊縛

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「つまりあいつの部屋――俺たちの部屋の隣だ」 「っ――!」 息がかかるほど近づき 僕を壁に押し付けると 「ちょうどそこにベッドが」 「やめてっ……」 僕の肩越しに 律はコンコンと壁を打つ。 「意外と壁は薄いぞ。声を出したら聞こえる」 釘をさしておきながら 律はゆっくり手を滑らせ 僕のベルトを外し始めた。
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