第5章 背中合わせの緊縛
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ピンクの胡蝶蘭。 「静、おまえいつもより張り詰めてるんじゃないか?」 「そんなっ……」 みなこちらに顔を向け ダメな僕を嘲笑ってるように見える。 「嘘だと思うなら自分で確かめてみろ」 「んんっ……!」 縄が軋む。 イヤだと言う僕の頭を押さえつけ 「ほら」 治まりのつかなくなった僕自身を 律が見せつける。
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