第5章 背中合わせの緊縛
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「ほら、聞こえるぞ」 こうなったら とことん虐め抜くつもりだ。 「両手を縛られてるから口を抑えることもできないな?」 爬虫類のように狡猾な瞳が 頭上で縛られた僕の手から 「ウウッ……」 泣き声を我慢する唇まで 舐めるように下って 「猿轡を噛ませて下さい」 「……え?」 「そう言ったらしてやる」 誘い込むように囁く。
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