第5章 背中合わせの緊縛

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同時に背後で コトリ――また音がした。 「お願い……お願い。お兄様……っ」 パニックだった。 「どうした静?」 その後も絶え間なく与え続けられる快感と ふいに襲いかかる痛み。 「ハァッ……アアッ……!」 壁一枚挟んだ向こう側には 求め続けようやく再会した恋人がいて。 「お願いしますっ……お願いだから……」 なのに僕は隣の部屋で 彼の兄貴にいいように玩具にされてる。
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