姫と王子

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「春樹」 「ん?」 「そろそろ お前も告白したら? 俺と別れたって噂になってるなら もういいだろう」 「そんなの 無理」 頬を赤らめ ボソボソと話す 多分俺以外の奴が見たら 萌えるんだろうな 「はぁ~ お前さぁ そんなに綺麗なんだから 絶対OKもらえるだろう」 大きなため息と共に言えば 口を尖らせてすねる 「だって 多分ノンケだもん」 「大丈夫だって ノンケだろうが お前が目ウルウルさせて告白してみろ すぐに落ちる」 春樹はそんなわけあるかと拗ねながらモジモジしている 「まっいいけど またな」 何を戸惑うことがあるのかわからないが とりあえず別れて家に帰る
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