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「アンディ、お前は一言目にはいっつも、済まぬと言って、二言目には我慢しろで、最終的には好きだの愛してるだの、感情の伴ってない言葉を吐いてくれてさ。昔から今までずっと、俺を翻弄してくれちゃって……」
流す涙すら、枯れてしまった状態だ。こんなことなら、太平洋の向こう側にいてくれた方が、諦めがつくっちゅーの!
切ない気持ちを抱えながら大学に通い、ゼミやコンパなどで友達を作って、気を紛らわせる毎日。
アンディに逢えない日が、当たり前になってしまった3ヵ月後に、それは突如として訪れた。
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