序章

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 顔も認識はしたくない。  お湯に沈みかけて桃磨は考えから現実に戻る。  どうでもいいやつらのどうでもいいことを考えていて死んだとなれば冗談ではない。笑い話にもならない。  桃磨は早々に風呂に上がる。  明日のことを考えることに集中したかった。
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