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昼休み、静かなところへ行きたくて教室を出る。 ……体は正直だ。 よく、茜と密会していた視聴覚室に自然と足が向かっている。 周りが騒いでいるのを 何も感じないフリして、本当は蓋をしているだけなこと… 分かっているから見ないふりをしていたんだけど、やっぱり無理か。 俺は視聴覚室で弁当を食べながら、思い出に浸ることにした。 …いいじゃないか。 まだ、失恋二日目だ。
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