はじめに

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「おはようございます。魔王さま。」 男はベットにいた人物に、にこやかに挨拶した。 「って、カインか。 起こすなら、もうちょい穏やかに起こしてくれ。」 魔王さまは執事であるカインに、額にシワをよせながら言った。 「きちんと起こしましたよ? ドアの外から声をかけましたが、起きなかったのは、魔王さまです。」 ニッコリと笑いながらカインは魔王に伝えた。
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