第1章 ゆいいつの、ささえだった

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次に、職場で主任と喧嘩した。 忙しくて、発達障害でも、できませんが通用しない職場だった。 おまけに次に入った同じ障害の人が即戦力。 わたしはいらない人間になった。 過去、そのひととわたしを一緒に担当していたワーカーさんは、わたしをひどく攻撃した。 曰く、ガラス細工のように繊細で壊れやすい年上Aさんをがさつで大雑把な年下の先輩であるわたしが追い詰めるだろうから。 勝手極まりない妄想で、いかにAさんがすごく、わたしがいかにだめな人間かを一年近く、顔あわせるたびに滔々と語る。 それには我慢できた。でも、ある日言われた「こんだけ(入社三年目)たっても仕事できないなんてあんたおかしいよ!頭おかしい!一度病院でみてもらえ!!」という暴言で、信頼関係は崩れ去った。 まあもとからなかったが(笑) それから、わたしの担当を、外れてもらうことにした。 そして現在も、わたしにはワーカーさんはついていない。うちの県では、一度担当が外れると二度とワーカーさんにはついてもらえない仕組みになっている。 そして、それが原因で、仕事場での摩擦も激しくなっていった。
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