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竜二『(それから、広一は気持ち悪いくらい俺に優しくするようになった)』
竜二『(俺が鉛筆を忘れてきたら鉛筆を2本貸してくれたり、教科書を忘れたら教科書を貸してくれたり、何かと世話を焼くようになった)』
竜二『(それが俺には同情されているように感じて、イライラした)』
竜二『(だから俺は借りた物を返さなかった。もし返してもその時はボロボロに傷付けて返してやった)』
竜二『(それでも広一は俺を気にかけた。だが広一が気にかければかけるほど俺はイラついて仕方なかった)』
竜二『(だから俺は更に陰湿な嫌がらせをした。靴に画ビョウを入れたりわざとぶつかったり給食をわざと広一にこぼしたり、色々やった)』
竜二『(それでも、広一は俺から離れなかった)』
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