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竜二『(あぁ、もう完全に修復出来ないくらい壊れたな)』
竜二『(こんな時でも、俺を助けてくれる人なんていない。それが凄く寂しい)』
竜二『(……でも、よく考えると優しくされるって愛されてるって言っても良いよな?)』
竜二『(誰だって好きじゃない人間を心配したりしない)』
竜二『(なら、あの時点で俺の願いは達成していたんじゃないか?)』
竜二『なら俺は、なんで自らそれを壊してしまったんだろうな』
『気にするな、お前はこれから死に行く身だからな』
竜二『え?』
グサッ
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