第1章

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A「突然呼び出してごめん!…あのさ、急だけど(私の事)どう…思う?」 B「え?どうって…今の世界経済の事か?それともさっき突然、不運にも閉まらなくなった俺のボトムスのチャックの事か?…どっちだ」 A「(え、二択!?それにボトムスって…!)…いや、その…どちらかと言われれば…ボトムスのチャック…」 B「おお、良く気付いてくれたな!原因はわからないんだが…さっきトイレで急に閉まらなくなったんだ。それにしても会って数分でそこに気付くとは、さてはお前…俺の事が好きなのか?」 A「えええ!?は…はい、ずっと前から…先輩が好きでした」 B「あはは、俺も好きだ。さて…話がそれで終わりなら一緒に帰ろう、壊れたチャックの直し方について談義でもしながらな」 A「…狡い」
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