第1章

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ある日、一通の手紙が届いた。 差出人はもちろん、消印も無い。 封筒には紙きれが一枚だけ。 ――――― 330004444*2224*311 電話して。 ――――― 内容はこれだけ。 興味本位で掛けてみたけど繋がる事は当然無かった。 しばらくして、何だか不安になった私は親友に相談した。 すると、彼女はあっという間に暗号を解いた。 携帯を取り出すと笑顔でこう言った。 「簡単だよ。えっとね……死んでください、だって。恨まれるような心当たりある?」
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