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合コンは和やか(?)に進み、お開きの時間に。
男の人たちは、思い思いの女の子たちのもとに行っている。
恵美をみると、2人の男の人に二次会に誘われている。
恵美は、大学で同じ学部で。
美人さんなのに、アニメや声優さんが好きで話しもあう。
優しくて、姉御肌で…。
わたしにはもったいないくらい良い親友だ。
「恵美!おまえ、また、合コンか!?」
突然、走って恵美のところにきたのは……。
「晃太!?」
恵美の幼なじみで、同じ大学の晃太君。
2人ともいつも喧嘩ばかりしていて、素直じゃないんだけど。
本当はお互いを思ってるから。
今日も、恵美は、晃太君を無意識に思って、合コンに来たんだろうし、
晃太君も恵美が心配で駆けつけたんだろうな。
羨ましいなぁ…。
そうはいっても、わたしに声をかけてくる人もいないし、恵美も晃太君に連れられて行ったから。
わたしも帰るかなぁ。
そう思って、駅に向かって歩き始めたとき………。
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