突然の死刑宣告

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「チッ…」 …何故当たらん… 『おい、起きてるか?芋砂!』 「芋砂じゃねぇ。下手なスナイパーだ」 無線で仲間が怒鳴って来たので、憮然と返す。 『当たらないならただの芋砂だよ!…ったく、ちゃっちゃと撃ってくれよ。まともに進めないぞ』 「了解だ。すぐ狙撃する」 『外すなよ!』 「…ッ…わかってらぁ!」 そうして、ゆっくりと引き金を引いた。 …音も無く、影が崩れ落ちる。と同時に味方が進む。 …やっと当たったよ…
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