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何が起きたのか分からず固まっていると、後ろから声がした。 「やったぜ。俺のナックルカーブが顔面にストライクっ!」 「いや、どう見ても真っ直ぐだ。それより、もう1匹いるぞ。」 「てか、あれ人間じゃねー?」 「あー、ほんとだ人間だ。」 はしゃぐ金髪、でかくて顔の濃い奴、眠そうなメガネの3人組が瀬戸に近づいてきた。 「え?なに?君、俺らが見えちゃってる??」 金髪に声をかけられても、瀬戸は状況が理解出来ず呆然としている。 「ん??…ふむ、…ほぉ。そうか、お前はこっち側か。」 「は?え?…こっち側…?あんたなにいってんの?てかどうなってんだ!?あれってゾンbっ!!」 「はいっ!そこまで。ちょっとやべぇんじゃねぇの?部長」 噛み合わない2人の会話に金髪が割って入ってきた。 見渡すと廊下の前後からゾンビが迫っていた。 「ほんじゃまぁ。一旦部室に非難ー。」 部長が呑気に指示を出す。瀬戸は顔の濃い奴に担がれ、一同は教材室に避難した。
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