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部長がドアを塞ぎ、棚を横に倒した。
「よーし、これでひとまずは安全かな。…さて、こっからどうすっかなー。」
「んー、部長を囮にして全力で逃げるとかよくね?」
「いや、駄目だ。全員生きてここから脱出する。」
3人は作戦会議を始めだした。
「ちょっとまて!どういうことなんだ!」
瀬戸は3人に向かって叫んだ。
「まぁ落ち着けよ。俺は中洲ね。そんで、部長の坂本と、こっちの濃いのが田中な。」
金髪が中洲と名乗り、メガネが坂本、濃いのが田中と紹介された。
「よろしくなー」
「よろしく頼む。」
坂本、田中が瀬戸に向かって言った。
「よろし…じゃない。何が起きたんだよっ!?」
「えっー俺がせっかく助けたのにありがとうございますもいえないのぉー?」
「まぁこの状況だ。仕方が無いであろう。これを飲んで落ち着け。」
中洲を抑え田中が瀬戸に温かい飲み物を出した。
「ありがとう。ゴクッ…。…なにこれ?」
「あぁこれか?ホットカル◯スだ。落ち着いたろ?」
「………。」
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