第1章 ~地の賢者~

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『(そのブレスレットは・・・・。どこで手に入れたの?』 「卑弥呼様です」 『(卑弥呼・・・卑弥呼、あ、確か地球という星の女王。星々の神々が動いている。エトワール。まだ神々が動けるうちに私たちを開放してください。頼んだわよ)』 反応はそこで途切れた 「ちょっと、それだけじゃ困ります!これからどうすればいいんですか!!!起きてください!!!」 揺さぶっても何をしても起きてくださいません その時、天から光のシャワーが私に降り注ぎました ブレスレットは銅から銀に代わり、外せなくなりました 仕方がありません 少し不気味ですが、兄様がなんとかしてくださるかもしれません。 今は八雲さんと合流が目標です。 無事に会えるでしょうか 「ケーン」 鳴き声がすると振り向くと金色のオーラを纏った白い鳥がいます 「ケーン」 ついてきなさいと言われた気がします 私は、ついていく事にしました 「鳥さん、まって」 私は、走ります 中庭を走り抜け 大きなレンガ作りのお屋敷に到着しました そこにはなんと、八雲さんが居たのです
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