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さかのぼること1年前。
俺は携帯小説好きの、友達も一人しかいない、どこにでもいる高校生だった。
そんなある日、俺は唯一の友達、車(くるま)刃刃(はやい)といつも通り帰っていると、
「うおっ!なんだこれ!」
親友(仮)の下に魔方陣が現れ始めたのだ。
まさか.....これは....勇者召喚!?
「行かせるかぁぁ!!!」
俺は親友(仮)の足を引っ張り、バコン.....床に叩きつけ、後ろへぶっ飛ばした。
「初めて異世界に行くのはお前ではない。
こ の 俺 だ!!」
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