森での出会い

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俺はこの世界に来るまでの出来事をキリスに話した。 「...........ハハハ!」   ダメだこいつ.........。 頭が狂いだしたぜ! 「おもしろい!最っ高におもしろい!」 「先から勿体ぶるなよ。 俺に何がさせたい」 ......やべっ、今の俺のセリフ何かキリッとしてた。 「君には僕のあとをついでほしいんだ」   ん.....炎帝のあとをつぐんだよな。 「どうやってつぐんだ?俺は魔力なしだぜ?」 「んー。 次ぐって言うより能力の伝授に近いかな。 何色にも染まってない、その純粋な体に僕の魔力を入れ込むんだ」 お、おれ、真っ黒だよ!性格が! 「初めていいかい?」 「お、おう」 炎帝くんが俺の腕を掴む。 「この作業に呪文は必要ないんだ」 これは.........魔力なのか? とても気持ち悪い。 「はい、終わったよ」 体がとても軽く感じる.....。 やった!!魔法習得ぅ!! 神様、こうなることわかっておられたのですね....ああ!今までのご無礼をお許しくだちい。 「じゃあ行こっか、能力の使い方の知識は流し込んだから」
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