時には休憩

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「えー、みんな。 準備が終わったらクラスごとに並んで」 先生が呼び掛けをしたので、準備をしていたものが続々と体育館の真ん中に集まり始めた。 俺はもちろん4組なので、4組が並んでる列に入る。 ちなみに、列の順番はいつも来た順らしい。 元の世界だと背の順とか出席番号順とかだからな~、この世界の学園は楽ですわ。 5分ぐらい経つと知らない女の先生が説明を始めた。 「では、これから魔神石を使った武器作成を始めます。 武器のランクは5つありますが、それぞれの説明を付けて分かる人!」 ほぼ全員が周りを見渡すが、誰も手を上げない。 「.......誰も手を上げませんね。 なら副会長のコヨミ・ツグミさん、あなたなら分かりますよね?」 一人の女子生徒が前に出てきて武器ランクの説明をし始めた。 「武器のランクは上から、S.A.B.C.D となります。 Sランクは勇者辺りが使う武器で、Aランクは帝が主に使います。 残りのB.C.Dは学生が持っていることが多く、差はあまりありません 」 「でもBが出たら、優秀よ」 ..........武器ランクの説明は知ってるからどうでもいいが、あの女の子...見たことある気がする。
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