第1章

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A「やっと会えた…」 B「遅れてごめんな」 A「……全然平気だよ」 B「こんなかたちになっちゃったけど、俺いつまでもお前の事大好きだからな」 A「…うん」 B「またいつか必ずお前に会いに行くから!」 A「………」 B「………」 A「待ってる……ずっと待ってるから!」 B「ありがとな…」 A「………」 B「ハハッ相変わらずお前の泣き顔ひでーな」 A「そっちこそ…」 B「う、うるせー」 A「……クスッ」 B「あー笑っただろー!」 A「…笑ってないもん」 B「……なぁ」 A「……何?」 B「最後に一つだけワガママ言っていい?」 A「…うん」 B「お前のとびっきりの笑顔見て俺行きたいわ」 A「…こんな状況で……無理だよ」 B「頼む!」 A「…………」 B「やっぱりキツイよな…ごめん…」 A「……」 B「…そろそろ行かないと」 A「待って!行かないで!」 B「本当にごめんな…本当に……」 A「やだよ!ずっと一緒にいてよ!」 B「ありがとな…大好きだ!」 A「私も好き!」 B「!…ハハッ、じゃあな!」 最後に彼女の笑顔を見守りながら彼は嬉しそうに空へ昇っていった
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