第二十六話「好きです、付き合ってください」

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「これであの気に入らない噂の上書き、完了」  呆けている私の耳元にぼそりと囁いた男は、やがて綺麗過ぎる顔で微笑むと、今度は普通の声量で言った。 「和に俺をあげるから、俺にも和をちょうだい」
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