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「本当だよ。入院している間は行ったり来たりでそんな暇すらなかったしな。だから今性欲を久しぶりに感じて思い出したんだ」  そう言うジーンは陽聖の右手を掴むと自身の下半身へ導いた。 「な?」 「な、なんで何もしてないのに勃ってんだよ」  照れ隠しでそんなことを言ったが本当はちゃんとわかっている。兆した陽聖の中心を見てジーンも興奮しているのだ。  わかっているだろうというように、ジーンは艶然と微笑み中心に手を伸ばしてくる。 「リラックスして俺に任せろ。もし少しでも痛みが出るようならすぐに言えよ」  もし痛みが出ても教えたくはない。久しぶりにジーンから与えられる快楽を手放したくはないから。  でもひとりではなく、ジーンとふたりがいい。 「ジーンもこれ脱げよ。なあ、一緒に」  寝間着を引っ張る。
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