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 ジーンの首に片腕を回して引き寄せキスをする。 「んっ……」  ありがとうという気持ちを込めて。  本当はもっと身体をくっつけ合い、ジーンの熱や劣情を肌で感じながら自分の中に受け入れたいところだが、さすがにそこまではまだ無理そうだ。  一度の射精でこんなに疲れるなんて、やはり体力が落ちている。早く戻さないとジーンと満足のいくセックスもできないなんて冗談じゃない。 「眠いなら寝ていいぞ。あとはちゃんとやっておくから」 「俺、早く元気になるからさぁ……」  すでに微睡み始めている陽聖の言葉は聞き取りづらい。だがそれを聞き取れるのがジーンだ。
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