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江ノ本『うん、ここのじゃじゃ麺はアタリだな。チータンお願いします』
咲来『…………』
江ノ本『ん、どうした咲来。せっかくの俺のおごりなんだ。もっと食ってくれよ』
咲来『いやいや先輩、何数分前の衝撃発言忘れて満足そうにじゃじゃ麺食べてるんですか。あなたのお兄さんの事でしょう?』
江ノ本『いや、別にそういうつもりは無いが別に問題ないかなって思ったから』
咲来『いやいや問題ありますよ。この町に幽霊がいるんですよ!普通に考えて問題ありじゃないですか』
江ノ本『あのさ、お前幽霊とか信じてるの?』
咲来『信じてませんが!じゃあ誰かが江ノ本アキに成り済ましてるって言いたいんですか?』
江ノ本『まあそれが妥当だろうよ。俺って昔から恨み買われてるから何かと付け狙う奴等が多いんだ』
咲来『なら尚更問題ありじゃないですか!その偽者が江ノ本先輩を見つけたら最悪亡くなる可能性だってありますし』
江ノ本『だよなぁ、今まで何十人という人間が亡くなってるんだからそれくらいはされるよな』
咲来『え』
江ノ本『おっと今のなし。聞き流してくれ』
咲来『まあ僕もあまり関わりたくないので忘れますが』
江ノ本『でもまあこの件については咲来は関わらない方が良いだろうよ。偽者だろうと幽霊だろうとどちらにせよ穏やかな話じゃない』
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