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咲来『は?』
江ノ本『少し語弊があるな。亡くなったのは別に全員じゃない。俺と親しくなって後に関係が破綻した皆が亡くなったんだ』
咲来『まあ奇妙な話ですね』
江ノ本『そんなこともあっておれの周りは兄以外いなくなった。まあ亡くなるかもしれないと思ったら誰も俺とは仲良くなろうとは思わねぇよな』
咲来『でも、お兄さんだけは先輩の味方だったんですか?』
江ノ本『味方……いや、味方どころかその兄こそが皆を殺していた元凶……らしいんだ』
咲来『え』
江ノ本『まあ俺はよく分からないんだが。ただ兄の計画も所々ボロがあって周りの人には怪しまれてた。ただその兄が亡くなった時にはもう噂話レベルにはなってたよ』
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