第1章

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俺は今、一つ下の後輩に想いを告げるため、一緒にいる。 俺たちを吹きつける風が肌が刺さるように痛い。 そして空から、真っ白い雪が降ってきた。 俺は決心をして、言おうとしたが、その前に彼女が言った。 「あの…私、二次元の人が好きなの。だから現実(リアル)の人はちょっと…」 彼女は顔を赤らめながら衝撃的な事実をカミングアウト。 しかも俺の想いを知っていたようだ。 「え…」 そんな俺のまぬけな声は白い世界に木霊した。
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