choco to Christmas~不器用な贈り物~

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プルルル ピッ 「はい、モシモシィ」 『僕だけど。いま、ちょっと良いか?』 「何だよ」 『しょうもないことをするな。僕は別に、同情から来るプレゼントなんて欲しかないね』 「・・・・。」 ったく。 可愛げの無いヤツ。 優は苦笑いをしながら、握りしめている携帯を耳に当てたまま、ピエール・エルメのマカロンを一つ口に放り込んだ。
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