第1話 ボクっ娘先輩

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「いやー!君は馬鹿だねぇーー!」 目の前で大爆笑する管理人。 凛子さん。 「誰もいないと思って...まさかいたとは....イテテ」 男の人に裸を見られた年頃な女の子は きゃーー!!といってビンタ、っていうのが普通のオチかと思っていた俺は今日この日改めて女の子に対してのイメージが変わったのだ。 まさか、あそこでお腹をなぐりひるんだ俺にドロップキックを決めるとは。 勿論俺が悪い、ちゃんと確認もせずに勝手にドアを開けて、挙句の果てに彼女の、は、裸をみてしまうとは.....すごく、こうふ....申し訳ない。 「あの子男の人がきらいだからねぇー、男近寄ると過剰に警戒するし、しかも君に裸を見られたなんて、君、無事にそれだけの傷で済んだのは幸いだね!」 「なんか恐ろしいっ!!」 さっきから笑いが絶えない凛子さんは今年29の独身。この寮の管理人になったのはつい最近の事らしい。 「いちいち紹介に29の独身ってつけなくていいからコラ」 「心の声、あなたよめるんですね、」
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