第1話 ボクっ娘先輩

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美原高校の1年となった俺は ここ、美原寮で暮らすことになった。 家賃は親の仕送りで支払わられている。 俺の名前は須磨 奏大。 高校生になるまでは実家暮らしだったが親の都合上により離れた所の寮に入れられた。 そして、裸事件から翌日の事。 朝、起きて支度して玄関の方で靴紐を結び直している所に入口の戸が開く ガラッ 「あれ、君はたしか新しく入ってきたっていう、えーと、奏大くん!」 戸を締めながら話す彼、たしか霧山安寿(きりやま あんじ)っていう名前だったかな。 赤縁のメガネをかけていて大人の印象がつよい。インテリ系男子だなぁ... オタクだが彼の容姿からはオタクとは言い難いほど綺麗に整っている。 髪はワックスで軽く流すように整えられていて 耳には一つだがピアスをつけている。 ヒゲを少し生やしており、大人の感じがつよい。 「僕の名前は、わかる?」 「えっと、あんじさん、ですよね」
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