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「恋!?レオライザーに!?」
「あーいや、なんていうかここ最近の雰囲気がそれっぽい感じで………って、先輩何をそんなに驚いてるんすか」
「あ、つい………」
いや、だってレオライザー目の前にいるし。
っていうか私、波風薫と何か接点があった!?
「あ、あれじゃないっすか?銅像事件の時の」
「あぁ、あのお頼み銅像様!え、あの時って確かレオライザーが助けたのって浮橋副会長じゃ………」
「俺たまたまあの時近くにいたんすけど、確か薫に飛んできた瓦礫をレオライザーが弾き飛ばしたんすよね」
「そ、そうなんだ」
ごめん、まったく覚えてない!
いや確かあの時、うわー瓦礫飛んできてるやんけ!とか思って、必死に弾き飛ばしてたような気はするんだけど………。
「で、なんでレオライザー狩りに発展してるの?」
「それは親衛隊が勝手にしてることっすよ、薫がレオライザーの話題が出たらまるで恋する乙女みたいな表情になるから、ならレオライザー差し出されたら喜ぶかもなって
まあ、同時に嫉妬の対象ですけどね、レオライザー」
多分、見つけたら差し出される前にボッコボコにされそうですよねーと呑気に笑う三橋君に対して、私とレオライザーはガタガタ震えた。
………とりあえず、しばらくは変身したくないと思いました。
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