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…………それはともかく、
「何で、風呂桶に飴が？」
疑問はつのるばかりだった。
しかし、とりあえず今は体にべったりと付いた飴を落とさねばならない。
桶から出て、シャワーを浴びる。
飴は落ちたが暑いのは増すばかりだった。
風呂から出たところで、強烈に腹が減った。
そういえば、今日は寝てばかりで飯を食ってない。
ダイニングに向かい、テーブルの上に何かないか調べた。
「……チョコだ」
チョコが机の上に乗っていた。
それもちょっとやそっとの量ではない。
ナッツチョコ、板チョコ、チョコパン、ワイン入り、チョコケーキ……それらのチョコが直径１ｍほどのテーブルにぎっしりと盛り上がっていたのだ。
さながら何かのパーティー会場のバイキングだ。
「……食うか」
食うことにした。
腹も減っていたし、さっきあれだけ大量の飴を見たので甘い物が食いたくなっていた。
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