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体育館につき、ながーーいおっさん達の話を聞いてウトウトしだしたころ
《次は生徒会の挨拶です》
とアナウンスが入った瞬間に鼓膜が破けるのではないかと思うほど、いや、地震が起きるのではないかと思うほどの悲鳴が体育館中から上がった。
《静かにしろ》
という声が聞こえやっと元に戻ったと思いステージに目を向けると
そこには
あいつが不機嫌面で立っていた。
待て待て待て待て待て待て待て待て
なんでなんでなんでなんでええええええ!!
と内心パニックになっている俺は5つ左の席に座ってる太一に目をやると
「知らなかったの??」みたいな顔で見てきた。
イラッ
《私立希新学園への入学おめでとう。ここに入ったことはゴールではない。1年次だからと言い勉強を怠ける事のないように。》
といい、ステージ下を見渡したあいつ。
うん。バッチリ目合ったよね。
最悪。
あいつもすぐ逸らしたし、どうせ、「お前なんか入学してくんな。」とでも思ってんだろうな
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