パンパンパンパンパン

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塔矢「では、開きますよ」 優「あぁ」 雷、露「「まってー!まだ耳栓してないよー!」」 永遠「い...ぃよ」 嶺「いいよぉーん!」 (ガチャ....) (キャーーーーーーーーーーーーーーー!!) (抱いてー!!!!!) (生徒会の皆様でいらっしゃる!!!!) (会長様ーー!!!!) (副会長様ーーーー!!!) (レイ様抱いてー!!) (永遠様ーーー!) (雷様ー!露様ー!!) 本当にうるさい。 食堂の料理も好きだ。 でも、こいつらは嫌い。 なにが親衛隊だ。 毎回静かにしろって言ってんのに学ばない奴ら。 うるさいから早くいつもの二階にある役職持ち専用のスペースに行こうとした そしたら、そこに 俺の愛してやまない、 樹がいたんだ... だから咄嗟に抱きしめてしまった。 これがよくなかった。 でも、募ってた想いが爆発したんだ。 バッ!!!!! 樹(なに?!) 優「樹!!!」 俺は自分が生徒会長だという事もこの学園のリーダーだという事も忘れて叫んだ 樹「兄貴?!?!?! 触んな!!!!!」 樹... そんな悲しそうな顔するなよ... 優「ごめん....樹......入学おめでとう......」 そういえば、樹がこの学園に入るなんて親達はなんも言ってなかったな... 言ってくれればよかったのに.... 樹「おめでとうってなんだよ.....そんな思ってない事言うなよ...!!」 優「...!!!」 樹... 俺は今までに樹にしてきた態度、行動を悔やんだ 樹「なんなんだよ....」 泣いてる...? そんなに俺に会いたくなかった...? 俺のこと嫌い....? 樹... また、前みたいに戻ろうよ.... もう樹を遠ざけたりなんかしないから.... 優「ごめん...樹を傷つける気はなかったんだ...」 樹「優にぃなんか...」 そして、樹は食堂を飛び出した こんな時でも、樹が昔みたいに「ゆうにぃ」って呼んでくれたことに喜びを感じてるなんて...俺もどうかしてるよな 太一「樹....優さん!なんで今になって!!」 こいつは...樹の親友...か。 ずっと隣にいた.... 優「太一君。これは俺と樹の問題だ。」 そう。俺と樹の。 樹は俺の。 誰にもあげない 太一「そんなっ.......」 俺の大切な樹....
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