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樹side
俺は兄貴から逃げたい一心で寮まで走った。
ガシッ...!!
樹「.....ふぁあ....!!!!!」
寮にはルキさんがいる
うん。忘れてた
知ってる人いたら捕まえるよね
根ほり葉ほり聞いちゃうよね
さっきの事と今までのこと言わないといけないのか....
流明「樹どうしたの~?そんな顔しちゃってぇ」
樹「何もないですよ....」
流明「そっかぁ...うん。じゃぁ今日は久しぶりにチカにでも行こうか(^-^)樹が俺に言えないことなら、聞かない。でも、樹をそんな顔にさせてる原因なんか忘れさせてあげるからさ」
樹「流明さん...」
流明「泣かないでぇwよーしよしよし」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
ルキさんが優しくて、泣いてしまった俺の背中をずっと撫でていてくれた...
今日は久しぶりにチカにいってあいつのことを考えるのやめよう...
よしっ!それまで寝るぞー!
Prrrrrr
樹「ん?電話?」
樹「もしも「おい!ツキ!大丈夫か?!」...ケイさん?!」
ケイ「あぁ。俺だ。食堂を飛び出したと聞いたぞ」
樹「あ...うん。ケイさん、あそこに居たんですか?」
ケイ「嫌。俺は騒ぎがあったって連絡があったからいったんだ」
樹「あー...そんなすぐ広まったんだぁ..」
ケイ「違う。俺は風紀だから行ったんだ。それに、樹からもあいつとの事聞いてるし...大体なにがあったかは分かってる」
樹「ケイさんが風紀なんですね...笑
ケイさんも脱走してるのに...笑」
ケイ「樹。泣いたか?」
樹「え...」
ケイ「今日。会えるか?......会いたい」
樹「あっ!」
樹「今日、ルキさんとチカに行きます!」
ケイ「そうか。俺も行く。じゃ、また夜。な」
樹「はいっ!」
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