心が付いてけない

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優side 樹。今行くからね... 奥に行くと建物があった。 廃墟みたいな見た目をしている その扉を開けようとしても鍵がかかっているらしく開かない。 優「壊すか..」 助走をつけ蹴ってみると扉が大きな音を立てて倒れた 中の状況をみて頭の中でブチっとなる音が聞こえた それからは逃げようとする奴ら、抵抗するやつら、助けを求めるやつら 全員を気絶させた。 樹に駆け寄ると 樹は裸で手足と目、口を押さえられていた あいつら、許せねぇ 急いで樹の拘束をといて俺の着ていた上着を羽織らせた 樹の下半身が少し反応していることや、手や、足の縛られていた痕が赤くなり白い肌に赤い痕で扇情的な光景だ。そこから目をそらし、風紀に場所を告げた。 その間樹と2人きり こんなにちゃんと話したのは何時ぶりだろう 俺が樹をすきになり、それを変だと思い避けていたこと。そして、樹を愛していること、全て伝えた こんな気持ちで苦しむのは俺だけで良かったのに、俺はお前を巻き込んでしまった それから風紀が到着して、俺が気絶させた奴らとさっきの二人組の身柄を確保してもらった おい。まて。なんで樹と風紀の奴、こんなに親しげなんだよ そして、風紀の奴はなんだか愛おしいものを見るような目をしている。 ふぅーん。そういうことか。 あげないけどな 樹を保健室に連れて行こうとする風紀委員長を止め、俺が連れて行く事にした。 その時の風紀委員長の顔。 樹は鈍いからその気持ちに気づかないんだろうな 連れて行く間に風紀との関係を聞いたが教えて貰えなかった。バレバレの嘘を言っていたけど 保健室に着いて、保健医に任せ俺は疲れただろう樹のために甘いものでも、買いに出た。
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