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夏だった
まだ暑さが捌けきらない8月下旬。
地域の花火大会があって
中三の私は最後の思い出にと、仲良しの子と行った
花火の最中に世界は唐突に光に包み込まれた。
思わず目を瞑った。
目を開けたら、皆血を吐いて倒れていた。
これが有名なノアの光。
唐突にスマホがなった
無機質な言葉に唖然とした
“あなたは選ばれました
ようこそ、新世界へ”
家族も死んだ。
そんな世界いらないから
皆を返して欲しかった。
新宿のガランとした道の先に私が通う学校がある
ノアの光の後、分かったのは、その光はマイナスという変わった国の神が放った裁きの光。
だから日本はプラス国際連合に早くもノアの光の直後に加入。
銃刀法は消され、私達子供さえ武器を持たされた。
こうして世界は変わり果てた。
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