第二章

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「席に着け」 灰色の髪の八の字型の皴が顔にある人が教卓につく 「えー今日からSクラスにきた日本人の篠原 夏乃さんだ」 「日本人!」 「お前達も自己紹介をしてくれ」 私は思った お前の名前は? 「……先生。自己紹介」 「あ、すまない!! 私は歴史担当のシャドウ・ブラックだ」 シャドウ先生? しかも歴史…… 「……陰気臭い((ボソッ」 「……すみませんでした。私が悪いんですよね。昨日うっかりしていて蘭の机の上のスルメを食べたし、ドットの花瓶を割ったし、颯人の机に水をばらまくし、桜の和菓子は食べたし、サタン様の前でコケたし、蘭は机を壊したし、豆安はナンパするし、その他エクセトラ……」 「……は?」
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