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壁を突き破ってしたり顔で叫んだ
世界に向けたせめてもの反抗
「今までありがとう!そして地獄に落ちろ!」
地面を足でぶっ壊した
その反動で僕の体は上空数千メートル
ここからなら世界がよく見える
地球に背を向け僕は叫んだ
「あんた中身はからっぽだな!」
毒づく悪魔が口からこぼれないように
今まで口を塞いでいたけど
それがかえって奴をハイにさせたみたいだ
お腹の中から 塞いだ指の隙間から
まるでミサイルのように
言葉が弾け飛んだ
言いたい事は言っちゃいな
どうせ誰も聞く耳なんか持ちやしない
「あぁついにイッてしまったか」って
思われるだけさ なんてことない
「〇○×ー!#?!?」
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