亜弥くんの困惑

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「てかストーカーとか言い出したのお前だろ~?」 半分なげやりに吐き捨てると黒宮は困ったように眉を下げる。 「まぁストーカーはおいといていじめの可能性…か…」 多分、こいつが原因かも…なんて思う。このキラキラだぞっ☆とでも言わんばかりの美貌…、この学校では狙ってる奴も多いのではないか、いや多い。 説明が遅れたがここはホモとバイが学園のほとんどを占める、なんともまぁ、おっそろしい学園なのだ、俺はノンケ。 中でもイケメンたちにはそれぞれ親衛隊というものがつくらしい。男に男の親衛隊…(目眩) 実際に忠告うけたことあるし、チワワがホラーなやつ。でも、黒宮が助けてくれて、親衛隊?に釘指したみたいだし…それから日々を平穏にすごしてきたんだが… まぁ、得たいが知れない以上、そういった疑心暗鬼な心を持っていかないと豆腐メンタルにはきつい。仮定することで心の平穏を保ってる感じだ。 まぁあん時の黒宮は怖かったし、さすがにないと思いたいけどな…
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