第一章 あの世

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すごい事に、49日間の間は列車に乗って今まで生きてきた人生を振り返ることができる列車だった。 人生を振り返るとは、列車にある数字を押す、そしてどこに行きたいのか何月何年に戻りたいのかを数字で打つ、すると戻ることが出来るのだ。 ただ当然周りには全く見えていない、触れても貫通するし、喋りかけても聞こえはしない。 それもそのはず、もー死んでいる。 それをわきまえて行くしかない。 その列車に乗って最後の人生の答え合わせへ、 長い旅に出た、、、。
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