お腹すいた~!

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---------- side AIKAWA? ---------- 恭介バージョンの俺を見たときの吉田くん、ビックリしてたな! 何、この、汚いもの!みたいな感じ。 でも、フルネームおぼえていたのは流石だ。 彼の記憶力を舐めちゃいけない。 にしても、恭介バージョンの俺と、チャラ男郁人バージョンの俺が同一人物だなんて、あの、お堅い頭では思いつきもしないだろう。 そもそも、変装している理由もわからないだろうし。 俺は再び駅で着替えると、その足でスーパーに向かった。 んー…何にしようか? ジャガイモと、人参と、玉ねぎくらいがスタンダードでいいかな? 俺は2袋ずつかごに入れると、重い思いをして、レジに野菜たちを運んだ。 レジのおばちゃんは、フレンドリーな人だった。 「カレー作るの?」 なんて聞いてくるから、 「んー、そうだねー。肉じゃがとかもいいよね。」 と答えた。 「自炊するの?」 更に聞いてきたので、 「まさか!作ってもらうの!」 と言ってお金を払った。
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