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わからない。
これは、考えてもわからない。
俺の知識の中にはない分野の話だ。
これは…恥を忍んで、今ここで、目の前のチャラ男に質問するべきか、後からネットで調べるべきか。
チラリとチャラ男を見ると、ヘニャ!と言う効果音が合いそうな、だらしない笑顔でこちらを見ている。
『吉田くんってば、かーわいー』
なんてセリフも合うかもしれないな…
完全に、見下されている。
チャラいくせに。
料理もできないくせに。
………まあ、いい。
気にする必要もない相手だ。
もう、すでに、バカにされているなら、その程度が大きくなっても、大して痛くはないだろう。
それより、今後、同じような間違いがあってはならない。
「なぁ。」
俺は、仕方なく、チャラ男に質問することにした。
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