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性欲が最大に高まっている今、些細な刺激にも敏感に反応してしまう。
布を介してゆっくりと動きはじめた青年の手が驚くほど快感を誘い、今までに無い位に感じていた。
「……くっ…」
気持ちいい。
ただ触られているだけなのに、青年の手によってどんどん膨れ上がっていく。
「声、我慢しないで」
青年は耳元で静かに囁く。
「…耳…や、め」
「どうして?」
「ん…」
吐息が耳にかかり、体が反応する。
この時、自分がめっぽう耳が弱いという事に気づいた。
青年もそれに気づいたのか執拗に耳を刺激してくる。
「!?」
吐息とは違った感覚が襲った。
鈍い水音がくちゅりと響く。
「あっ…ああ…や、だ…」
あたたかいものがいやらしく耳の中を動き回り、完全に力が抜けてしまった。
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