決断

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その後すぐ職場の先輩から連絡がきた。 「事件が起こってないか不安やった…。生きてて良かった…未来生きててくれてありがとう」 「先輩……ありがとう。上手く別れることができました」 先輩は心配性で、私が殺されるかもと外で待機してくれていた。 外に出てすぐ抱き合う。 亮介には感じなかった温かさを感じ、唇を重ねた。 幸せに、何度も何度も唇を重ねる。 口内に入ってくる舌も愛おしい。 私は幸せだった。 ……メールはもう消えていた。
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