3人が本棚に入れています
本棚に追加
その後すぐ職場の先輩から連絡がきた。
「事件が起こってないか不安やった…。生きてて良かった…未来生きててくれてありがとう」
「先輩……ありがとう。上手く別れることができました」
先輩は心配性で、私が殺されるかもと外で待機してくれていた。
外に出てすぐ抱き合う。
亮介には感じなかった温かさを感じ、唇を重ねた。
幸せに、何度も何度も唇を重ねる。
口内に入ってくる舌も愛おしい。
私は幸せだった。
……メールはもう消えていた。
最初のコメントを投稿しよう!